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~乳がんを越えて出会う癒しと旅の力~
Mammary Terrace
マンマリー
立ち止まってもいい。
また歩き出せば、景色は変わる。
乳がんを越えて出会う、心地よい「旅」のカタチを伝えます。
テラス
「旅は心の治療」
看護師の目と添乗員の心で、旅の不安を「私にもできた!」の自信へ。
こんにちは。現役添乗員であり、看護師の資格を持つ旅のサポーター・panchanです。
「体力が落ちて遠出が不安」「病気や治療のあと、旅への一歩が踏み出せない」「年齢を重ねて諦めがちになった」——そんな想いを抱えていませんか?
私自身も大病(乳がん)を経験した一人だからこそ、体力や健康に不安を抱えながら旅に出る心細さがよく分かります。無理のないペースで、今の自分に合わせて楽しむ旅のノウハウや工夫を、ブログや書籍を通して丁寧にお届けしていきます。
もう一度、自分らしい景色を見に行きませんか?

乳がん経験添乗員
panchan

瀬戸内海
乳がんを経験して見つけた「新しい旅」の始まり
1. 診断直後の絶望と「旅」への拒絶
乳がんの診断後、真っ先に感じたのは「この体ではもう旅行には行けない」という絶望でした。
メディアの楽しそうな旅の映像にさえ怒りを感じるほど、心は閉ざされていました。その背景には、乳房全摘や脱毛への不安だけでなく、「旅行=遠くへ行くもの=体力が必要」という強い思い込みがありました。治療による極度の倦怠感や、階段を上がるだけで息が切れるほどの体力低下に、自信を完全に失っていたのです。
2. お客様の言葉がくれた「気づき」
そんな中、ガイド時代に出会ったお客様の言葉を思い出しました。
「体力は落ちたけれど、これ以上落とさないために、動けるうちは好きな旅行を続けているの」
地元を巡る短いコースを笑顔で楽しんでいたその姿から、旅とは必ずしも遠方へ行くことだけではないと気づかされました。
本来、旅とは「居地を離れ、見聞を広めること」ですが、自分が「旅」だと思えば、身近な場所でも新しい風土や発見に出会えるのです。
3. 近所から始まる「新たな旅」
退院後、近所を歩くことから始めた私は、今まで気づかなかった風景にワクワクし、「次はあそこまで行こう」という目標や意欲が湧いてくるのを実感しました。これが、私の新たな旅の始まりとなりました。
現在、治療中や術後で体力に自信がない方も、まずは「身近な場所での旅」を見つけてみてください。それが、前向きな治療生活を送るための一歩になると信じています。

罹患前は間近で見る事がなかった
近所の桜並木

えっ・・こんな所にあったのか~
無人市(地元では良心市といいます)

仕事や旅で都会に行った時は必ず立ち止まり空を眺めます

旅のお悩みQ&A
Q1. 手術からどのくらい経てば、温泉や旅行に行っても大丈夫ですか?
まずは主治医に「温泉に入っても良いか(湯船につかって良いか)」を確認することが第一歩です。一般的には、傷口が完全に落ち着く術後1〜2ヶ月前後の定期健診で確認される方が多いです。治療の方法が人それぞれの様に傷口の治り具合もそれぞれです。決して焦らないで下さいね。 最初は無理をして遠出や大浴場を目指す必要はありません。 まずは「日帰り」や「近場」から: 移動疲れが出にくい近場の宿や、お気に入りのカフェで景色を眺めるプチ旅から。 貸切風呂や客室風呂を活用: 周囲の目を気にせず、自分のペースで温度調節や休憩ができるプライベートなお風呂がおすすめです。 足湯や手湯から楽しむ: 全身浴にこだわらず、足湯で景色を眺めながらのんびり風を感じるだけでも、立派なリフレッシュになります。
Q2. 大浴場に入るときの視線が気になります。どんな工夫ができますか?
特に術後は傷口や容姿の変化に不安がより大きくなりますよね。大浴場に入る時の工夫は以下があります。 人の少ない時間帯を狙う: チェックイン直後(15:00〜16:30頃) 夕食どき(18:30〜20:00頃) 早朝(朝風呂の開始直後) これらは大浴場が空いている狙い目の時間帯です。 フェイスタオルの動線: 湯船の手前まではフェイスタオルを胸元にふわりと沿わせ、湯船の縁から素早くお湯に入る所作を意識するだけで安心感が違います。 「入浴着(バスタイムカバー)」の利用: 現在は厚生労働省からも周知が進んでおり、専用の入浴着を着用して入れる温泉施設が増えています。大浴場が不安な場合は、無理せず「貸切風呂」や「露天風呂付き客室」を選ぶのも賢い選択です。
Q3. 飛行機の保安検査場(パッドや下着)で気をつけることはありますか?
術後用の専用ブラジャーや、シリコン製・ウレタン製などの補整パッドを身につけたままでも、普段通り保安検査場を通過できます。 金属探知機・ボディスキャナーについて: パッドやノンワイヤーの補整インナーで金属探知機が反応することはありません。ボディスキャナー(全身スキャナー)を導入している空港でも、厚みなどを理由に個別の接触検査(ボディチェック)が行われることは極めてまれです。 別室での検査を希望できます: 万が一、ランダム抽出などで衣服の上からの確認を求められた場合でも、周囲の目が気になる場所で受ける必要はありません。「補整具を着けているので、別室でお願いできますか」と伝えれば、仕切られた個室で女性検査員による対応を受けることができます。 事前の声かけも可能: 不安がある場合は、検査を受ける前にレーンの手前で女性係員へ「乳がんの手術後でパッドを使用しています」と小声で伝えておくと、より配慮してもらいやすく安心です。
Q4. 腕のむくみ(リンパ浮腫)が心配です。荷物の持ち方や移動のコツは?
腕や肩に余計な力や負担をかけない工夫をすることで、移動中の疲れやむくみのリスクをぐっと減らすことができます。 キャリーバッグは「後ろに引かず、横で押す」: 2輪のように斜め後ろへ引っ張ると、腕や肩をねじる姿勢になり重さが直接かかります。スムーズに動く「4輪キャスター」を選び、体の真横にぴったり添わせて手のひらで軽く押すように歩くのが体への負担を減らすコツです。 荷物を小分けにする: ひとつのバッグに重さを集中させず、「重いものはキャリーバッグ」「手元で出し入れする貴重品は軽量の斜めがけバッグ」と分散させましょう。斜めがけにする際は、負担をかけたくない側とは反対側の肩にかけます。 宅配便を味方にする: 重い着替えやお土産は「ホテルへの事前配送」や「自宅への往復宅急便」を活用し、移動時はできるだけ手ぶらに近い状態で過ごすのが一番のセルフケアです。
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