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​~乳がんを越えて出会う癒しの景色~
乳がん 添乗員 旅ブログ
マンマリー

Mammary 旅ログ

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- 乳がん経験添乗員 旅ブログ - 乳がん経験・現役添乗員の旅ブロ

​~旅は心の治療~

皆さん、はじめまして。旅ブロ著者のパンきちです。

私は3年前に乳がんを経験し約2年間の治療を経て現役添乗員として働いています。

元バスガイドでしたが、乳がん診断時は別の仕事で暫く旅からは縁遠くなり、診断後は明日の生きる希望や自信すら持てない心の状態で旅や人生そのものに対する諦めや怒りにも似た感情すら持っていました。しかし、この治療期間が自身を見つめ直す貴重な時間であり、新たな生き方へ踏み出すきっかけにもなった事も事実です。

ブログでは旅を通じて旅行が好きな乳がん治療・経験者の皆様にひとときの癒しとなる写真や旅のエピソード、現役添乗員からみた旅のアドバイスも交えお伝えしていこうかと思っています。

基本、マイペースな私。

​皆様ものんびり、肩の力を抜いてブログを楽しん頂ければ幸いです。​​

仁淀ブルー・にこ渕
​(高知県・にこ淵)
​~ご近所旅~

乳がんの診断を受けた後、「旅行」と言う事を考えた時に真っ先に思ったのが「この体ではもう旅行は行けないかも」です。

旅番組やグルメ情報を見ても「私には関係ない」とばかりに関心も向かず、

楽しそうに食べたり、遊んでいる映像を見ると怒りすら感じました。

治療が落ち着いてきた時、なぜその様な感情が湧いたのか考えてみました。

いくつか理由は挙げられます。

乳房を全摘出した、化学療法の脱毛が気になる・・。

その中で私が一番感じたのは「旅行=遠くに行く・体力に自信がない」です。

あの化学療法をした時の鉛を付けた様な体のだるさ、重たさはどこも行く気に

なれず、ソファーと体が常に一体化状態(※全員がなる訳ではありません)

治療が落ち着いても想像以上の体力・筋力低下に愕然。マンション二階の階段を上がるだけで「きっついな・・」とため息。

体もそうですが、旅行=遠くに行く➡疲れるという自身の思い込みも乱れた感情を抱かせていたと思います。​​​​​​​​​​

​ある日、ガイド時代にご一緒したお客様の声を思い出しました。​​​​

​『(病気や怪我で)体力は落ちたけどこれ以上(体力を)落とさない為にも、

動けるうちは好きな旅行を続けているの』 

同県内のバス移動が少ない地元近所を巡るコースですが、仲間の方と嬉しそうに笑顔で話されていたのが印象的でした。​

​​

旅とは・・

旅とは、居地を離れて土地の風土や見聞を広げるという意味があります。

私は必ずしも居地を離れる、遠方に行くだけが旅ではないと思っています。近くでも自身が「旅」と思えばそれが居地でも風土や見聞を広げる事は出来ます。

​私も退院後はよく家の近所を歩きました。今まで全く気付かなかった植物や風景が目にとまり新鮮さとワクワク感が出ます。そして次はここまで行ってみようか、あそこにも行ってみたいな・・目標や意欲が出てきます。更にその目標の為に何をすればいいのか・・。

これが私にとって色々な意味で新たな旅の始まりになりました。

​現在治療中、手術後日が浅く体力に自信のない方もまず、近くからご自身の旅を見つけてみるのも前向きな治療生活を送る一つの方法になるのではないかなと思っています。

 

​今後、詳しいお話もしていきたいなと考えています。

​罹患前は間近で見る事がなかったなあ・・

​近所の桜並木

えっ・・こんな所にあったのか~

​無人市(地元では良心市といいます)

仕事や旅で都会に行った時は必ず立ち止まり空を眺めます

​~今後予定の内容~
パンきち
​     広島県
大久野島(別名:うさぎ島)

・旅のエピソード

   自然・文化や人との出会い​

・乳がん経験者・現役添乗員からの旅行のアドバイス

​    健康管理を大切にしながら旅を楽しむコツ・プランの立て方・携行品

・乳がん経験の添乗員から見た安心して旅行が出来る観光地・ホテル

​・旅の癒しが心と体に与える効果

​・私と乳がん、生き方が変わったきっかけ         など・・             

※私が感じた内容も書きますが、乳がんを経験後、旅行をした時の経験・アイデアやこういった情報が欲しいといったリクエストがありましたら是非、教えてください。

​今後、情報共有コーナーも作っていきたいと思っています。

​皆さんからの情報をお待ちしています!

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